説得と交渉に関する研究と実践
以下の文書では、本学会の設立時の模様をお知らせ致します。学会とはどのようなものかお汲み取りいただければ幸いです。
2007年9月23日
「日本説得交渉学会」設立計画書
1.学会設立時期
2007年9月23日の発起人会の日を以って、「日本説得交渉学会」を設立する。
2.設立準備のためのスケジュール
2007年7月15日 設立準備趣意書、組織、理事会メンバー原案作成
2007年9月23日 発起人会開催(発起人10名)
出席できない人は書面による持ち回り
2008年10月末 第1回大会・総会
2008年11月 学会誌第1巻発行
3.発起人
(1)説得学関係の発起人
榊 博文(慶應義塾大学教授)〔説得、普及、広告〕
深田博己(広島大学教授)〔説得、対人コミュニケーション〕
今城周造(東北文化学園大学教授)〔説得、心理的リアクタンス〕
今井芳昭(東洋大学教授)〔説得、依頼〕
木村堅一(名桜大学准教授)〔説得、エイズ教育〕
(2)交渉学関係の発起人
中嶋洋介 (武蔵野大学講師、㈱ヒューマンソフト社長、) 〔交渉、リスクマネジメント〕
末松 渉 (日本橋学館大学准教授、カウンセリング教育サポートセンター理事長) 〔臨床心理、カウンセリング、交渉〕
山野上素充 (守口復活教会 司祭)〔交渉〕
柴田純男 (社団法人消費者関連専門家会議 専務理事) 〔クレーム対応、交渉〕
武井涼子 (電通を経て、コロンビア大学大学院修士課程在学中) 〔交渉、経営管理〕
4.活動目標
(1)研究活動
「説得」と「交渉」を中心テーマとした会員の自由な研究、自由な活動を保証し、理論的研究・実証的研究では、要請・依頼、態度理論、態度形成論、態度構造論、態度変容論、対人影響論、社会的影響論、交渉の意思決定論、合意形成理論(公共政策学の紛争解決、交渉の紛争解決など)、交渉構造理論(交渉可能領域理論他)、交渉と契約法の研究などの関連テーマを取り扱い、実践的研究では、ビジネス、教育、医療、福祉、行政、司法、国際関係などの場における、広報、広告、商事、組織間交渉、組織内交渉、紛争解決、クレーム対応、民事調停、企業買収、公共政策、国際外交などのテーマを理論的研究の基礎に立って取り扱う。
具体的な活動として主に以下のことを行う。
①会員に対する情報の提供、及び会員相互の情報交換の場の提供
②年次大会(研究発表大会)などの開催
③学会誌及び会報の発行
④学会賞の創設による会員の研究活動の顕彰
⑤その他、説得交渉学の発展に必要な活動
(2)教育普及活動
上記(1)の活動が十分に軌道に乗り、大会運営、学会誌発行などが順調になされ、本学会がある程度社会的にも認知されるようになった次の段階として、説得交渉能力検定、説得交渉研修会などを通じて説得・交渉の教育と普及を図り、説得交渉についての学校教育の必要性を提言すると共に大学などの説得学・交渉学講座の開設を目指す。
5.入会勧誘
初期段階では研究者を中心に会員を集める。
その後、企業・団体等の実務家に呼びかける。
6.将来の学会の形態
本学会は「社団法人」としての設立を目指すが、取り敢えずは『無認可団体』として届出を文部科学省に行う方針。
7.役員
会長 榊
副会長 深田(説得)、中嶋(交渉)
理事 榊(説得)、深田(説得)、今城(説得)、今井(説得)、
中嶋(交渉)、末松(交渉)、山野上(交渉)、 柴田(交渉)、
説得4人、交渉4人
役割分担
①事務局担当 中嶋
②学会誌編集担当 深田
③HP・会報などの広報担当 今城
④年次大会担当 今井
⑤シンポジウム・定例研究会担当 柴田
⑥渉外 中嶋(兼任)
⑦無任所 山野上
⑧無任所 末松
監事 木村(説得)、武井(交渉)
伹し、2007年9月の学会発足時の役員は、第Ⅰ期役員として初期の業務を遂行し学会運営を軌道に乗せるため、その体制のまま2012年3月まで(約4年半)務めることとし、2008年10末月開催予定の総会でその承認を得る。
理事の役割分担
日本説得交渉学会では、他の諸学会と同様に、学会創設時から以下のように理事の役割分担を決めています。
このことは、学会を運営、維持、発展させていく為に非常に重要なことです。
又、2名の副会長を置いています。副会長は会長を補佐すると同時に、会長が学会として通常あるべき姿から逸脱した行為をしないように監督・指導します。
7、役員
会長 榊
副会長 深田(説得)、中嶋(交渉)
理事 榊(説得)、深田(説得)、今城(説得)、今井(説得)、
中嶋(交渉)、末松(交渉)、大成(交渉)、柴田(交渉)
説得4人、交渉4人
役割分担
①事務局担当 中嶋
②学会誌編集担当 深田
③HP・会報などの広報担当 今城
④年次大会担当 今井
⑤シンポジウム・定例研究会担当 柴田
⑥無任所 大成
⑦無任所 末松
監事 木村(説得)、柴田(兼任)(交渉)
通常、学会では、1年に一度、研究発表大会を開催します。
日本説得交渉学会 第1回大会
1号通信
【1】 会期・会場
1. 会期: 2008年10月25日(土),26日(日)
2. 会場: 慶應義塾大学三田キャンパス 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
¨ 会場へのアクセス等については,慶應義塾大学のWebページをご覧ください。
慶應義塾大学Webページ http://www.keio.ac.jp/access.html
大会の最新情報については,6月中にアップされる予定の日本説得交渉学会ホームペー
ジの中でご紹介していきます。
【2】 行事
1. 理事会 10月25日(土) 17:00〜19:00 北館1階会議室2
2. 総会 10月26日(日) 12:30〜13:30 第一校舎3階133教室 大会参加受付は3階にあります。
(昼食はそれまでにすませておいて下さい。田町駅・三田駅から三田キャンパスまでの通りや
キャンパス周辺には食堂やレストランがあり、正門のななめ前にはコンビニがあります)
3. 一般研究発表 10月26日(日) 13:45〜15:45 第一校舎3階133、131A、B、C教室(計4部屋)
4. 懇親会 10月26日(日) 16:15〜18:00 中国飯店(慶應大学東門より歩1分)
【3】 一般研究発表
1. 一般研究発表の形式: 一般研究発表は口頭発表のみで行います。
※発表の部門は,以下の通りです。
1 説得および説得関連, 2 交渉および交渉関連
1人当たりの発表時間は20分です(発表15分、質疑5分)。
2. 発表の要件: 「大会発表論文集への論文掲載」と「口頭発表」の2条件を満たすことによって
公式発表と認められます。
3. 発表者の資格:責任発表者と連名発表者は,それぞれ以下の要件を満たしていることが必要です。
なお,責任発表者は,連名発表者が発表資格要件を満たしていること,連名発表者となることを承諾していることについても必ず確認してください。
(1) 責任発表者
a. 2008年7月30日(水)現在および大会当日,日本説得交渉学会会員であること。
現在,会員でない方がこの要件を満たすためには,2008年6月13日(金)<必着>までに日本説得交渉学会事務局に入会申込書を提出し,入会審査を受けた上で,2008年度の会費を7月7日(月)までに納入することが必要です。入会申込みの際,発表予定であることを明記してください。
b. 「発表申込み手続き」を2008年6月13日(金)[郵送(当日消印有効)]までに済ませていること。
c. 「発表論文集原稿」を2008年8月8日(金)[郵送(当日消印有効)]までに送付済みであること。
郵送による手続きは添付してある「郵送による発表・参加申込書」をご覧ください。
d. 2008年度の日本説得交渉学会年度会費を2008年7月7日(月)までに納入していること。これは日本説得交渉学会事務局にお払い下さい。
e. 「大会参加費」を2008年7月7日(月)までに納入していること。
f. 論文投稿の際,日本説得交渉学会への著作権譲渡について同意すること。
注1: 責任発表者となるのは,学会発足時の特例として、大会期間中2回まで認めます。
注2: 連名発表者がいる場合,責任発表者が連名発表者分の情報についても記入して,発表を申し込んでください。
注3: 非会員の連名発表者がいる場合は,本通信の最後に記されている宛先に,非会員連名発表者分の連名発表費(1人につき5,000円)を払い込んでください。
複数の発表に連名する非会員の発表費を重複して払う必要はありません。他の責任発表者が支払う場合には,申込みの際に必ず支払い責任者を指定してください。
注4: 非会員の連名発表者が大会に参加する場合は,さらに大会参加費(1人につき5,000円)を払い込んでください。
(2) 連名発表者
a. 当該発表について,責任発表者と共同で研究した者であること。
b. 原則として大会に参加し,当該の研究発表および討論に参加すること。
c. 前記(1)のa. d. e. f.の項目を満たすこと。
d. 非会員の連名発表者については,前記(1)の注3,注4,を参照。
[4]大会参加,一般研究発表などの申込み要領
1. 一般研究発表申込み締切: 2008年6月13日(金)[郵送(当日消印有効)]
大会参加予約申込み締切: 2008年7月1日(火)[郵送(当日消印有効)]
2. 申込み方法 :郵送による申込みとします。郵送による申込みの詳細は,添付しました「郵送による発表・参加申込書」をご覧ください。
3. 一般研究発表および大会参加等の諸費用や各種締切日は,以下の表1の通りです。
(1) 大会参加費を納入されたすべての方に論文集を1部送付します。
(2) 予約参加費払込みの締切は,2008年7月7日(月)です。参加費等の振込先は本通信の最後に記されています。各自、ご自分に応じた費用を納入してください。
(3) 納入された諸費用は返却できませんのでご了承ください。
4. 懇親会
懇親会は,大会2日目,2008年10月26日(日)16:15〜18:00に行われます。会場の都合がありますので,参加ご希望の方はできるだけご予約ください。
非会員で懇親会に参加をご希望の方は,責任発表者を通じて予約にてお申し込みください。
5. 日本説得交渉学会の「2008年度会費」
「2008年度会費」は,2008年7月7日(月)までに納入してください。年度会費の払込方法は,日本説得交渉学会事務局(5頁参照)にお問い合わせ下さい。
年度会費を納入していない場合には,発表資格を失うことがありますのでご注意ください。
表1 大会諸費用
【5】 今後の通信予定
1. 2号通信 : 研究発表申込者(責任発表者)に「発表原稿作成要領(郵送用)」をメールで2008年6月13日以降お送りします。
原稿投稿締切: 2008年8月8日(金)[郵送でお送り下さい(当日消印有効)]
2 3号通信 : 全会員および非会員連名発表者に大会プログラムをメールでお送りします(2008年9月
下旬予定)。
また,会員および非会員連名発表者のうち,大会参加費を納入された方には発表論文集を郵送でお送りします(2008年10月上旬発送予定)。
注: 論文集は,日本説得交渉学会事務局に登録されている住所にお送りします。住所を変更された場合には,早急に日本説得交渉学会事務局にご連絡ください。
【6】 大会当日に関する事項
1. 参加章
参加予約をされている方(予約参加費納入済みの方)には,会場内の受付(第1校舎3階)で参加章を当日お渡ししますので氏名と所属を記入し名札ケースに入れてお使い下さい。
当日参加の方は,受付で大会参加手続きを済ませてからご入場ください。
2. 大会の記録のため,会場内での写真撮影等が行われることがありますのでご了承ください。
【7】 第1回大会に関するお問い合わせ先
(お問い合わせはE-mailでお願いします。)
· 会場や大会全般に関するお問い合わせ先
・〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
慶應義塾大学文学部榊研究室内 日本説得交渉学会第1回大会準備委員会事務局
E-mail:platon@flet.keio.ac.jp
尚、夏季休暇期間中は連絡がとれない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
・〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-11-3 コーポ合歓303
(株)ヒューマンソフト内 日本説得交渉学会事務局日本説得交渉学会第1回大会ヘルプデスク
E-mail:nick19@joy.ocn.ne.jp
・学会入会、住所変更、年度会費等に関する連絡先
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-11-3 コーポ合歓303
(株)ヒューマンソフト内 日本説得交渉学会事務局
E-mail:nick19@joy.ocn.ne.jp
入会申込書が必要な方は,90円切手を貼った返信用封筒を同封して学会事務局へ請求してください。
その際,大会発表をご希望の方は,その旨お書き添えください。
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大会参加費・連名発表費・懇親会費等、大会関連費用の振込先
芝信用金庫 三田支店
普通
口座番号 9989942
口座名 イッカイタイカイジュンビイインカイ
(ATMで振り込みますと、 ニホンセットクコウショウガッカイ様 と表示されますが、それで合っていますので、そのままお振り込み下さい)
ご自身の振込額をお間違えのないようにお願いいたします。
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日本説得交渉学会第1回大会
2008年10月25日~26日
慶應義塾大学 三田キャンパス
大会日程
1.理事会 10月25日(土) 17:00~19:00 北館1階会議室2
2.総会 10月26日(日) 12:30~13:30 第1校舎3階133教室
3.一般研究発表 10月26日(日) 13:45~15:45 第1校舎3階131-A教室
4.懇親会 10月26日(日) 16:15~18:00 中国飯店(慶應義塾大学東門より歩1分)
大会についてのご案内
1.受付
第2日目(10月26日) の受付は正午12時より、第1校舎3階のロビーにて行います。大会会場では受付でお渡しする名札を必ずお付けください。
2.諸費用
大会参加費(当日) 正会員・臨時会員 6,000円
学部学生 3,000円
論文集購入費(当日) 個人・機関 1,000円
3.総会
第2日目(10月26日)の12:30から13:30まで第1校舎3階133教室で開催されます。お弁当は出ませんので、昼食は恐縮ですがそれまでにキャンパス付近のレストランなどで済ませておいて下さいますようお願いいたします。
4.発表会場等
研究発表は、第1校舎3階131-A教室で行われます。1件の発表時間は20分(発表15分、質疑応答5分)で、この口頭発表と論文集への論文掲載を持って正式発表と看做されます。発表会場の隣室(131-B)を休憩室として確保してあります。理事控え室は、第1校舎3階の131-Cです。エレベーターもありますのでご利用ください。
第1校舎の北側にある研究室棟の1階に教員談話室(入り口を入って右側)があり、お茶(無料)を飲むことができますし、缶飲料の自動販売機もあります。尚、今大会ではクロークは設けませんので各自で荷物を管理して下さい。
4.懇親会
第2日目(10月26日)の16:15から18:00まで慶應義塾大学東門前の「中国飯店」(会場から徒歩2分)で行います。当日参加の場合、会費は6,000円です。
5.会場
慶應義塾大学三田キャンパス 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
会場へのアクセスについては慶應義塾大学のWebページをご覧ください。
URLはhttp://www.keio.ac.jp/access.html です。
発表論文
発表会場:第1校舎131-A教室
座 長:今城周造、木村堅一
樋口匡貴、蔵永 瞳、深田博己、南谷のどか(13:45~14:05)
スピーチ状況における“あがり”の対処法とその効果························· 1
木村堅一、高本雪子、児玉真樹子、深田博己(14:05~14:25)
エイズキャンペーンの説得効果に関するフィールド研究······················· 4
深田博己、児玉真樹子、樋口匡貴、蔵永 瞳、辻口朋美(14:25~14:45)
チラシ広告による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果···························· 7
中川朝美、榊 博文(14:45~15:05)
「手作りお弁当テクニック」による説得効果(その2)····················· 10
井邑智哉、樋口匡貴、深田博己(15:05~15:25)
承諾抵抗方略の構造に関する研究················································· 13
深田博己、樋口匡貴、疋田容子(15:25~15:45)
リアクタンス喚起状況でのリアクタンス動機と追従動機の役割············ 16
日本説得交渉学会第1回大会準備委員会
委員長 榊 博文 (慶應義塾大学)
事務局代表 李 光鎬 (慶應義塾大学)
運営委員 深田博巳 (広島大学)
今城周造 (昭和女子大学)
今井芳昭 (東洋大学)
木村堅一 (名桜大学)
中嶋洋介 (武蔵野大学)
以上
2007年11月30日
日本説得交渉学会 概要
1)名 称 :『日本説得交渉学会』
『The Japanese Society of Persuasion and Negotiation(略称JSPN)』
2)学会設立:2007年9月23日
3)設立趣旨:添付『設立趣意書』参照
4)会 則 :添付『会則』参照
5)会員種別:(1)正会員 個人
(2)名誉会員 個人
(3)準会員 大学生・専門学校生
(4)賛助会員 法人
6)入会金 :なし
7)会 費 :¥5,000-/年・1名(正会員)
¥3,000-/年・1名(準会員)
1口1万円以上 (賛助会員)
8)事務所 :〒169-0075東京都新宿区高田馬場2-11-3コーポ合歓303 椎野企画内
9)役 員 :第1期役員は下記の通り(任期2012年3月まで)
※2008年10月開催予定の総会でその承認を得る予定
会長 榊博文
副会長 深田博己(説得)、中嶋洋介(交渉)
理事 榊博文、深田博己、今城周造、今井芳昭(以上説得側)
中嶋洋介、末松渉、山野上素充、柴田純男(以上交渉側)
監事 木村堅一(説得側)、武井涼子(交渉側)
※特任理事 海外の説得、交渉の研究者
フリーマン教授(コロンビア大学 交渉学)
【役割分担】
①事務局担当 中嶋
②学会誌編集担当 深田
③HP・会報などの広報担当 今城
④年次大会担当 今井
⑤シンポジウム・定例研究会担当 柴田
⑥渉外 中嶋(兼任)
⑦無任所 山野上
⑧無任所 末松
※以上、敬称略
通常、学会では、会長、理事などの役員に任期を設けます。
「日本説得交渉学会」会則
(名称)
第1条 本学会は『日本説得交渉学会』(The Japanese Society of Persuasion and Negotiation 、略称JSPN)と称する。伹し、「説得交渉学」という名称は、「説得学」及び「交渉学」を連記したものである。
(目的)
第2条 本学会は、専門分野の如何にかかわらず、広く説得交渉学に関心を持つ者の知識の交流と親睦を図り、説得交渉学の発展に寄与し、その成果を社会に還元することを目的とする。
(事業)
第3条 本学会は、前条の目的を達成するため、以下の事業を行う。
(1)会員の研究に資する情報の提供と交換
(2)年次大会、シンポジウム、その他必要な会合の開催
(3)学会誌及び会報の編集と配布
(4)本学会員の地区活動に対する協力・支援
(5)説得交渉学を社会的に認知させるための研修、教育、啓蒙活動
(6)能力検定などによる社会への貢献
(7)説得交渉学の発展に寄与した会員に対する顕彰
(8)内外諸関係団体との交流・連絡
(9)その他必要な活動
(会員の種別)
第4条 本学会の会員は次の4種類とする
(1)正会員 :本学会の趣旨及び目的に賛同して入会した個人
(2)名誉会員:正会員のうち本学会の運営、学術研究活動において著しい功績のあった個
人。名誉会員の推戴は、別に定める名誉会員推戴規程による。
(3)準会員 :本学会の趣旨及び目的に賛同して入会した大学生・専門学校生
(4)賛助会員:本学会の趣旨及び目的に賛同し、財政的に援助をなして入会した法人、団
体他
(入会と退会・除名)
第5条 正会員、準会員、賛助会員の入会は、正会員の推薦と理事会の承認を必要とする。但し、正会員の推薦がない場合でも、入会申請があれば理事会で審査の上、承認することもある。
(1)入会申し込みは本学会事務局宛とする。
(2)本学会事務局宛に届け出て、理事会の承認を経て退会することができる。
(3)会費未納2年間、学会の名誉の毀損、反社会的行為などが認められる場合、理事会の発議、総会の決定により除名することができる。
(会費)
第6条 正会員は年間5000円、準会員は年間3000円、賛助会員は1口1万円以上とする。
(役員)
第7条 本学会に次の役員をおく。その選出方法は、別に定める役員選出規程による。理事には会長1名、副会長2名以下を含む。又、外国籍の会員が本学会の役員になることについては、これを妨げない。なお、海外在住の外国籍の会員を理事に選出する場合は、特任理事として正規の理事の枠外とする。
(1)理事:5名以上10名以下
(2)監事:2名
(役員の任務)
第8条 役員は次の任務を負う。
(1)会長 :本学会を代表し、その活動を総理する。
(2)副会長:会長を補佐し、会長不在時に代行する。
(3)理事 :学会運営全般など本学会の各職務を統括する。
(4)監事 :財産及び会計を監査し、理事の職務執行状況を監査する。
(役員の任期)
第9条 役員の任期は、役員改選年度の翌年から4年とする。原則として、引き続き2期を超えてその任に留まることはできない。
(運営)
第10条 本学会は次の運営組織をもつ。
(1)総会:正会員および名誉会員をもって構成し、本学会の最高機関としての意思と方針を決定する。総会は年に1回開催するが、必要に応じて臨時総会を開くことができる。決議は出席者の過半数の同意による。議決権は正会員および名誉会員のみが有する。
(2)理事会:本学会の事業の運営と執行を行う。年1回以上の開催を原則とし、入会資格審査など緊急を要する議案については、メールによる持ち廻り理事会を開催する。理事会には、監事2名の出席を求めることができる。
(3)委員会:理事会は必要に応じて委員会を設置することができる。委員長は原則として理事が務め、正会員の中から委員を選出する。その選出方法は、別に定める規程による。
(事務所)
第11条 本学会の主たる事務所を当分の間「〒169-0075東京都新宿区高田馬場2-11-3コーポ合歓303 椎野企画内」に置く。
(会計)
第12条 本学会の経費は、会費、寄付金、補助金、研修費、検定費などでまかなう。会計年度は毎年4月1日から始まり、翌年3日31日で終わる。
(会則の改正)
第13条 本会則の改正は、総会の決議による。
附則
1 本会則は2007年9月23日から施行する。
編集委員にも任期があります。
「説得交渉学研究」編集委員会規程
(目的)
第1条 会則第3条に基づく本学会の機関誌「説得交渉学研究(英文名称”The Japanese Journal of Persuasion and Negotiation”)」の編集委員会(以下、委員会という。)は、この規程の定めるところによる。
(編集委員会の業務)
第2条 委員会は、説得交渉学研究の編集及び掲載論文等の審査を行う。
(編集委員会の構成)
第3条 委員会は、委員若干人で組織する。
2 委員は、正会員の中から理事会が推薦し、会長が委嘱する。
3 委員の任期は1期4年とし、引き続き2期を超えないことを原則とする。
4 委員長は、理事の中から会長が指名する。
5 委員長の任期は、理事の在任期間とする。
6 委員長指名による副委員長をおく。副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、その職務を代行する。
(論文審査)
第4条 委員長は、論文の審査に関して、編集協力委員(審査者)を委嘱することができる。論文審査の方法は、別に定める規程による。
(編集事務局)
第5条 「説得交渉学研究」の編集委員会は、当分の間、編集委員長の所属する機関に編集事務局をおく。
2 編集事務局には、編集幹事1名を置くことができる。
(規程の改正)
第6条 本規程の改正は、編集委員会の決議を経て、理事会の承認を得なければならない。
附 則
1 本規程は2008年4月1日より施行する。
「説得交渉学研究」の歴史
榊博文教授が、自ら会長を辞任するまでの学会誌の歴史です。
巻数 発行年月 会長 編集委員長
第1巻 2009年3月 榊 博文 深田博己
第2巻 2010年3月 榊 博文 深田博己
第3巻 2011年3月 榊 博文 榊 博文
(以上、学会創設して間もないのでその年内に発行することが困難であった)
第4巻 2012年9月 榊 博文 土屋明夫
第5巻 2013年10月 榊 博文 土屋明夫
第6巻 2014年10月 榊 博文 兼子良夫
第7巻 2015年10月 榊 博文 兼子良夫
第8巻 2016年10月 榊 博文 兼子良夫
第9巻 2017年11月 兼子良夫 兼子良夫
(学会運営も安定化し、長期にわたって会長職にあるのは好ましくないと榊教授自身の判断で会長職を退いた)
通常、学会では、学会誌の他に、1年に1回又は数回、
会報を発行します。
別掲参照。
日本説得交渉学会会報第1号 2008年12月25日